プリン

私の周りの連中は皆料理が得意な様子で、年中腹を空かせている私としては、彼らの料理話は強力な毒なのです。
そして昨日話題に出たのがプリン・・・その時空腹でむしゃくしゃしていた私は、ドンブリ一杯のプリンを食いたい!よし作るか。などと安易な考えに至ってしまったわけです。
んで作ったんですよ、プリン。昨日の夜コンビニで卵と牛乳買ってきて。適当に混ぜてオーブンレンジで焼いて冷蔵庫にぶち込んで一日放置。そして今日、意気揚々と皿に盛り、いざ一口!
あれ・・・味がおかしい・・・
あぁ、これは、アレだ
砂糖と塩間違えたんだな・・・
薄れ行く意識の中、僕はそう気づいた・・・
(砂糖と間違えて)塩を大量に投入した結果、もはや「しょっぱい」などというレベルではなく、「塩辛い刺激物」となってしまった。デザートと呼ぶにはおこがましいにも程がある。
とりあえず友人に振舞おうと考え、Kを呼ぶ。残念だが予想通り、彼は一口食べただけで、「これはひどい」と呟き、消えるように去っていった。
フライパンでもう一度加熱したらタマゴ焼きにならないだろうか?とも考えたけど、どう見ても無理なので、諦めて廃棄。エイメン。
慣れない事はしてはいけない・・・あるいは普段以上に注意を払わねばならない。